夫婦間では、基本的にオープンになって話をしましょう。
もちろん隠し事はないほうがいいですね。
これはもう基本中の基本です。
隠し事をしていると、お互いのことがわからないです。
信用できなくなります。
深い信頼関係を結ぶためにも、相手のことをできるだけ知っておく必要があります。
死ぬまで一生付き合い続ける関係です。
大げさなことではありません。
事実として、そうです。
隠し事はなくオープンになり、夫婦はお互いに深く理解し合っている関係が望ましい。
では、すべてをオープンにするべきかというと、そうではありません。
超えてはいけない一線もあります。
さすがにこれはやりすぎです。
オープンとはいえ、限度があります。
あらゆることをすべてオープンにさせたい意志があり、夫婦の同意のうえなら、そうすればいいでしょう。
しかし、やはり人間です。
夫婦とはいえ、最低限のプライベートは必要です。
誰でも、知られたくないことを1つや2つは持っています。
最低限、人として知られたくない秘密やプライベートもあります。
お互いを深く知り合いたい気持ちが強すぎて、すべてのプライベートを探ろうとするのは、夫婦間でも気が休まらなくなります。
相手を尊重するなら、逆に最低限のプライベートは詮索しない勇気を持つことです。
本当に尊重し合う夫婦なら、最低限のプライベートも残しておく必要があります。
相手が顔をしかめるようなことがあれば「知られたくないことなのだな」とわかることでしょう。
あえて触れない勇気も必要です。
未知なる部分は、信用で補ってください。
無理にすべてを聞き出そうとするのはやめましょう。