夫婦の関係を保つ上で心がけたいのは「手をつなぐこと」です。
手をつなぐことは、代表的なスキンシップの一種です。
夫婦間の関係を保つために必要なことですね。
肌と肌とが触れ合えば、心の距離まで近づける効果があります。
「子どもでもあるまいし」
「今さら手をつなぐなんて恥ずかしい」
「大人同士が手なんてつなげない」
いえいえ、そう思っているほうが恥ずかしいことです。
相手のことを愛しているというのに、相手と手さえもつながないのはいかがなものでしょうか。
仮面夫婦のようで、悲しくなります。
さすがに大勢がいるところで抱き合ったりキスし合ったりするのは、人目もあって恥ずかしいというのは理解できます。
露骨にいちゃいちゃするのは、人によっては苦手と感じる人もいますし、人目が多いと目立ちますね。
しかし、手をつなぐくらいなら、どうでしょうか。
普通に手をつなぐくらいは、不思議なことでも目立つことでもありません。
「仲のいい夫婦だな」と思われるくらいです。
そんな心の距離が縮まるスキンシップを、今日からほんの少しでも増やすように心がけましょう。
たとえば、散歩のときです。
2人が別々に歩くのではなく、手をつなぎながら歩いてみましょう。
一緒にベッドで寝るときも、別々のベッドで寝るのではなく、一緒のベッドに寝て、手をつなぎながら寝てみます。
ペットの散歩をするときも、右手で鎖を持っていれば、左手でパートナーと手をつないでみましょう。
買い物で一緒にデパートを見て回るときも、一緒にいる間は、手をつなぎながら見て回ります。
手をつないでいる夫婦で、仲の悪い夫婦はいません。
いかに手をつないでいる時間を増やすかです。
仲がいいから手をつなぐのではありません。
手をつなぐから仲がよくなるのです。