世間では「友人を大切にする。友情を大切にする」という言葉をよく耳にします。
友人がいれば、楽しさは倍増しますし、つらいことは共有できて半減できます。
友人がいるからこそ、人生が豊かになるのはたしかです。
しかし、です。
大勢のグループであろうと、小さな単位で見れば、やはり「個人」です。
どれだけ大勢で行動しても、基本は「個人」です。
進学も、買い物も、習い事も、最終的には個人が決め、個人が実行することです。
大学の進路を決めるのも個人です。
勉強するのも個人です。
友人との協力によって行動できることは素晴らしいですが、孤独に耐えられないと、大変です。
勉強も行動も、何もできなくなります。
誰かいないと行動できないのでは、他人に依存しているだけです。
やりたいことがあっても、孤独になれないと、前進できません。
孤独を恐れるのではありません。
孤独に立ち向かい、孤独に耐えられるようになります。
孤独に耐えられる人は、人生を切り開けます。
もちろん団体を否定しているわけではありません。
団体でも行動できるが、1人でも行動できる状態が理想です。
友人がいるいないにかかわらず、行動できる状態です。
他人に依存せずに行動できる人は、強い芯があり、かっこいいことです。
孤独は、浪人生活を乗り越えるために、必要な条件なのです。