本によって得られることと、得られないことがあります。
多くの知識は本から得られますが「失敗したときの悔しさ」や「失敗した原因」までは本では得られません。
子どもが将来成長するために必要なのは「失敗」です。
失敗をすることで、本からは得られない貴重な学びを得ることができます。
では、失敗を得るために何が必要なのかというと「行動」です。
行動した分、多くの経験ができ、失敗をする確率も高くなります。
では、行動するために何が必要なのかというと「決断力」です。
「よし、やるぞ」という決断力があれば、人生を前に進めることができます。
では、決断するために何が必要なのかというと「勇気」です。
勇気があるからこそ、思い切って決断ができます。
この勇気こそ、人生におけるすべての根源です。
勇気があるから決断でき、決断ができるから行動でき、行動できるから失敗ができ、失敗があるから新たな学びを得ることができる。
いくら考える力があっても、勇気がなくて行動しなければゼロです。
子どもには幼いころから、勇気を持って行動させる習慣をつけさせてください。
小さな行動でも結構です。
小さな考えでも、小さな勇気が必要とされています。
仕事も勉強も恋愛も、最初に必要なのは勇気です。
勇気があれば、多くの行動を経験でき、実体験から多くのことを学べます。
では、親は子どもに対して何ができるのか。
実は、この勇気を出す手助けをすることです。
難しいことではありません。
ただ「大丈夫」「できるよ」という前向きな言葉をかけるだけでいい。
根拠のない前向きな言葉でOKです。
根拠がなくても、親から元気づけられると子どもは素直に喜び、勇気を出します。
それだけで子どもはどんどん行動して、成長できるのです。