スローライフでは「ゆっくり、1つずつ、確実に」が大切です。
急ぐばかりでは心に余裕がなくなるばかりか、ミスも増えます。
焦ることで判断力が低下して、間違いやすくなります。
ゆっくり1つずつ確実に行動することで、ミスが減ります。
遅くなるようで、実は速くなります。
私が実践しているのは「指さし呼称、声だし確認」です。
毎日仕事で部屋を出るときには、電気の消し忘れや鍵の締め忘れがないことを確認しています。
無言で確かめるのではなく、あえて指をさして、声を出しています。
窓の鍵が閉まっているのを見て、指をさして「よし!」と声に出します。
電気がきちんと消えているのを見て、指をさして「よし!」と声に出します。
ゆっくり、1つずつ、確実に確かめています。
目で確かめるのではなく、体を動かして確かめます。
こうすることで、まず記憶に残りやすくなります。
部屋を出た後に「電気を消したかな。鍵を閉めたかな」という心配が減ります。
指をさすことで体を動かし、声を出して口を動かして、出した声を自分の耳で聞きます。
五感を使うことで、記憶に残りやすく、記憶の喪失が減ります。
たしかに指さし呼称、声だし確認は時間がかかります。
しかし、この習慣のおかげで、うっかりとした行動が減るため、時間の節約になります。
ゆっくりすることで、結果として速くなるのです。