執筆者:水口貴博

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

24

ゆっくり1つずつ確実に行動することで、ミスが減り速くなる。

ゆっくり1つずつ確実に行動することで、ミスが減り速くなる。 | ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

スローライフでは「ゆっくり、1つずつ、確実に」が大切です。

急ぐばかりでは心に余裕がなくなるばかりか、ミスも増えます。

焦ることで判断力が低下して、間違いやすくなります。

ゆっくり1つずつ確実に行動することで、ミスが減ります。

遅くなるようで、実は速くなります。

私が実践しているのは「指さし呼称、声だし確認」です。

毎日仕事で部屋を出るときには、電気の消し忘れや鍵の締め忘れがないことを確認しています。

無言で確かめるのではなく、あえて指をさして、声を出しています。

窓の鍵が閉まっているのを見て、指をさして「よし!」と声に出します。

電気がきちんと消えているのを見て、指をさして「よし!」と声に出します。

ゆっくり、1つずつ、確実に確かめています。

目で確かめるのではなく、体を動かして確かめます。

こうすることで、まず記憶に残りやすくなります。

部屋を出た後に「電気を消したかな。鍵を閉めたかな」という心配が減ります。

指をさすことで体を動かし、声を出して口を動かして、出した声を自分の耳で聞きます。

五感を使うことで、記憶に残りやすく、記憶の喪失が減ります。

たしかに指さし呼称、声だし確認は時間がかかります。

しかし、この習慣のおかげで、うっかりとした行動が減るため、時間の節約になります。

ゆっくりすることで、結果として速くなるのです。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ(24)
  • ゆっくり1つずつ確実に、行動する。
遠くを見ていると、生き方は安定する。

ゆっくり豊かな暮らしのすすめ

  1. ゆっくりだからこそ、見えるものがある。
  2. スローライフの真意とは、心を充実させること。
  3. スローとだらだらは、別である。
  4. 早歩きをやめる。
  5. 階段を、1段飛ばしで上がらない。
  6. 1日中、読書を楽しむ日を作る。
  7. 即答は、思わぬ失言を招く。
  8. スローになると、優しい気持ちがよみがえってくる。
  9. 現在は、これまでの過去の「結果」。
    現在は、これからやってくる未来の「原因」。
  10. たくさんの作品を楽しむより、1つの作品を何度も楽しむ。
  11. 世界的にヒットしているシリーズ作品には、大作が多い。
  12. 食事をすればいいと言うわけではない。
    作るところから食事を味わう。
  13. 精神と呼吸は、深いところではつながっている。
  14. 本来、水はおいしい。
  15. 人生のステージに応じて、住む場所を変える。
  16. よく噛んで、よく味わい、健康になる。
  17. 速く働く心は病んでいる。
    ゆっくり働く心は健全である。
    不動の心は神聖である。
  18. 私たちが最終的に目指すべきは「不動の心」。
  19. 電車の窓から、外の景色を楽しむ。
  20. 疲れたから休憩ではなく、疲れる前に休憩する。
  21. いい物品と長い年月を共にして、愛着を根づかせる。
  22. 使う頻度や使用時間の長さから考えれば、寝具は最もお金をかけるべき。
  23. ファストフードやジャンクフードを、食べない。
  24. ゆっくり1つずつ確実に行動することで、ミスが減り速くなる。
  25. 遠くを見ていると、生き方は安定する。
  26. 植物の成長は、時間がかかるからこそいい。
  27. ちびちびと食べれば、長く味を楽しめる。
  28. なぜデパートの地下の食品売り場には、時計がないのか。
  29. 値札を見ないで、買い物をする。
  30. 自然の音こそ、一番のヒーリングミュージック。

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