タイムプレッシャーを感じているときには、人の呼吸は浅くなります。
呼吸が浅いうえに、回数も速くなっています。
落ち着きを取り戻したいときには、状況を変えることも大切ですが、まず呼吸から変えましょう。
スローライフでは、ゆっくりした呼吸を心がけます。
落ち着いたから呼吸もゆっくりするのではなく、落ち着くためにゆっくり呼吸します。
精神と呼吸は、深いところではつながっています。
落ち着いた呼吸をすることで、交感神経から副交感に切り替わり、体中がリラックスし始めます。
緊張した状態から落ち着いた状態になります。
穏やかな呼吸だからこそ、穏やかな性格になります。
さて、呼吸法にはさまざまな種類があります。
「丹田呼吸法」
「ヨガ呼吸法」
アメリカには「4・7・8呼吸法」というのもあります。
気に入った呼吸法を取り入れてもいいし、自分らしい呼吸を見つけるのもいいでしょう。
どの呼吸法でも共通していることは「ゆっくり吐くこと」です。
吸う時間より、吐く時間のほうが長いです。
呼吸の神髄は「吐き出すこと」です。
二酸化炭素を十分に吐き出して、新鮮な空気を吸い込むことで、心身ともにリフレッシュできるのです。