物覚えをよくするためのよい方法の1つに「目を閉じて覚える」という方法があります。
目を閉じることで、目からの情報を遮断して、記憶作業に集中することができるからです。
目を閉じれば、目の前が真っ暗になります。
黒い幕のスクリーンが現れたようです。
自分が覚えたいことを目に浮かべます。
英単語なら、英語のつづりを想像します。
歴史の勉強なら、人物の顔や写真を想像しましょう。
漢字の勉強なら、漢字を想像しましょう。
対象に集中でき、黒いスクリーンに映し出しているので像として残りやすくなり、記憶に刻み込まれやすいです。
逆に、思い出すときも同じです。
あなたが何かを思い出すときには「ええと。なんだったかな」と言いながら、目をつぶって想像してみましょう。
やはり目を閉じたほうが思い出しやすいです。
目を閉じることで、思い出そうとする力が強く働きます。
もし、試験中に思い出せなくなったときは、そっと目を閉じてみませんか。
それだけで、思い出す力が向上するのです。