書くのが上手な人は、書くことが習慣になっています。
有名な『アンネの日記』の著者、アンネ・フランクは、書くことが習慣になっていました。
ナチスに捕まるのが嫌で、家族と共に、ある家の屋根裏部屋に身を潜めます。
そこで数年間、過ごすことになるのですが、その間、アンネは日記を毎日書いていました。
「いつか、ナチスに見つかるのではないか」
不安と恐怖に怯えながら、毎日書いていたのです。
アンネの将来の夢は、作家になることでした。
もしかしたらその夢を原動力に、毎日を生きていたのかもしれません。
アンネの日記は、大変上手に書かれています。
そのときそのときの気持ちを素直に表現できていて、わかりやすく書かれています。
彼女に上手な文章を書ける能力があったのは、生まれつきではありません。
ただ、毎日欠かさず書いていたという「習慣」です。
書くことが習慣になっている人には、かないません。
書いている量や考えている量、共に群を抜いているのです。
今日書いて明日は新人賞というわけではなく、毎日の努力の積み重ねが大切です。
毎日の努力の積み重ねは「習慣」にしてしまえばいいだけです。