執筆者:水口貴博

文章がうまくなる30の方法

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面白いお笑いコンビと、そうでないコンビの違いとは。

面白いお笑いコンビと、そうでないコンビの違いとは。 | 文章がうまくなる30の方法

お笑い番組を見ていると、両極端の自分に気づきます。

ついさっきまで大笑いしている自分がいれば、白けている自分がいます。

つまり、面白いなと思うコンビもあれば、全然面白くないと思うコンビもあるということです。

大笑いしたかと思えば、別のコンビでは、どこが面白いのかわからないという経験はありませんか。

笑わせようとする姿勢は同じであるにもかかわらず、その結果には、大きな違いがあり、極端ですね。

面白いコンビとそうでないコンビは、どこに違いがあるのでしょうか。

それは、共感があるかどうかなのです。

面白いお笑いコンビには、必ず共感があります。

誰でも思い当たる体験をネタにしながら、笑いへと誘っていきます。

誰もが経験しているにもかかわらず、誰もはっきりは口にしないことを、コンビがずばり指摘すると、つい笑ってしまうのです。

自分にも思い当たる点があるから、コンビが演じる気持ちがよくわかり、思わず笑ってしまいます。

「よくぞ、言ってくれた!」と思います。

見ていて気持ちいいし、もっとみたいと思います。

ファンになってしまうのです。

共感があるかないかは、お笑いだけの話ではありません。

文章を書く際にも、大切なポイントです。

面白い文章には、必ず共感があります。

共感できる話は、日常ささいなことでいいのです。

むしろ日常的であるほうが、多くの読者の共感が得られやすくなります。

仕事の話であろうと、人間関係の話であろうと、誰もが経験しているであろう問題から始めると、話に乗っていけます。

自分も経験ですから、文章の内容の理解も容易です。

問題解決などずばり指摘したほうが、面白く感じたり、心が軽くなったりするのです。

文章がうまくなる方法(30)
  • 人から共感される文章を、書く。
まとめ

文章がうまくなる30の方法

  1. とにかく書いてみるだけでいい。
    書いてさえしまえば、書くコツがだんだんわかってくる。
  2. うまい文章を書くために大切なことは「読みやすさ、わかりやすさ、面白さ」。
  3. まず「結論」から始めることが大切。
  4. 漢字を使いすぎると、読みにくくなってしまう。
    必要以上に漢字を使わないようにしよう。
  5. 聞いてもわかる文章が、うまい文章。
  6. 言い切る文章にしよう。
    言い切ることで、読者の心に残る。
  7. しっかりインプットさえしていれば、うまくアウトプットができるようになる。
  8. 「最高の文章」と「最低の文章」から、書くコツを学ぶ。
  9. いじりすぎた文章はきれいだけど、面白くない。
  10. 書き手のこだわりなら、文法なんて気にしなくていい。
  11. 感嘆符を使いすぎると、気持ちや強調が、半減する。
  12. 言葉は、言い切らないと、伝わらない。
  13. 元気になる文章を書くには「すればいい」という表現を使う。
  14. 説得力のある文章を書くには、自分が経験したエピソードを入れるだけでいい。
  15. 長い文章を書いては、読んでもらえなくなる。
  16. 書くときに大切なことは「書く技術」より「観察力」。
  17. 文章で一番力を入れるべきは、タイトルだ。
  18. 「一万二千三百四十五」より「12345」のほうが、読みやすい。
  19. 「箇条書き」は、これからのスピードの時代に合った書き方だ。
  20. 大きい字であるほど、読みやすい。
  21. 「その、あの」を使いすぎると、読者が混乱する。
  22. 同じ表現を使いすぎると、読者が飽きてしまう。
  23. すべてを語らないことで、すべてを語ることができる。
  24. わざと面白いところで書き終えて、読み手の興味をかき立てる。
  25. 成功談は面白い。
    失敗談はもっと面白い。
  26. 失敗から這い上がってきたエピソードに、人は感動する。
  27. クレームは、よい文章を書くための貴重な意見。
  28. 余白を大切にすると、文章の質が上がる。
    余白が、1文1文の価値を上げる。
  29. 文章力をつけるには、書くことを「習慣」にすればいい。
  30. 面白いお笑いコンビと、そうでないコンビの違いとは。

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