この世に、完璧な人は1人もいません。
どんな人でも、うっかり記憶を思い出せないことがあります。
猿だって木から落ちることはありますし、弘法も間違った字を書くことはあります。
間違えないようにと完璧を求めていると、3人が疲れます。
「自分」と「相手」と「周りにいる人」です。
自分に対しても、絶対に間違えないようにしようと心がけると緊張しますし、余裕もなくなります。
相手に対しても完璧を求め始めると、ささいな相手のミスさえも急にいらいらしてしまいます。
いらいらしているあなたを見ている周りの人も、不快な気分にさせてしまいます。
完璧を求めると、自分だけでなく、そのほかの人たちまでもたくさんのいらいらを撒き散らしてしまいます。
完璧を求めるのではありません。
大切なことは「誰でも間違えることはある」と、おおらかに構えることです。
間違えてもいい。
人間は、そういうふうにできています。
子どもだけでなく、大人もそうです。
どんな人でも、間違えることはあります。
うっかりとした行動があるから、人間です。
そう思うだけで、感じるストレスは小さくなりませんか。
そういう、大きな心の余裕は大切です。
人間関係では、余裕のある人がうまくいきます。
いらいらしたら、いけないのです。