節約に「成功する人」と「失敗する人」がいます。
その違いは、節約できたかどうかの結果ではありません。
節約をして、以前より幸せになれたか、失ったかです。
節約に失敗する人は、あらゆることを節約します。
食費、光熱費はもちろんのこと、交際費も徹底的に削ります。
すべて節約して、あらゆることにけちになります。
もちろん友人におごるということもしません。
ここがいけません。
自分に対しては、どんなにけちでもかまいません。
生活の無駄な出費を抑えることになり、身も心も引き締まるため、生活が向上します。
太り気味の人が食費を削ることで、ダイエットできれば、なお健康的です。
しかし、他人に対して、けちになっては終わりです。
他人にけちになった人は、節約は成功しているようで、実は大失敗です。
そこで友人を失っては、幸せもなくなります。
友人関係だけでなく、すべての人間関係が悪化します。
あなたを助けてくれる人がいなくなり、周りに人がいなくなります。
それが不幸になるということです。
節約をしても、不幸になっては意味がありません。
人間はどんなところで幸せを感じるのかというと、人と接することで幸せを感じます。
人と話したり、笑ったり、同情してもらったり、協力をしてもらったりされることです。
幸せは、相手からいただくものなのです。