一緒に仕事をしている同僚とは、一緒にいる時間も長く、お互いのことをよく知っていると思っています。
同じ職場で、同じ時間に、同じ仕事をする同僚が見せる表情や態度は、いつも同じです。
毎日会っているし、一緒に過ごしている時間も長いため、相手のことをよく知っていると思います。
しかし、そう思うのは早合点です。
知らないことはたくさんあります。
そのくらいのことで人を判断されては、判断された側もたまりません。
ある会社で、社員旅行がありました。
すると、それまで何気ない社員同士の結束が急に強くなりました。
社員旅行をすることで、お互いの意外な一面を知ることができたからです。
普段の会社では見せないような発言や行動が、その人の深い部分です。
社員旅行を楽しむことで共通の思い出ができ、関係はより深くなりました。
いくら一緒に過ごした時間が長くても、知らないことはまだあると思うことです。
毎日顔を合わせる職場でも、表面しか見せない人間関係である場合が多いです。
しかし、一度でも社員旅行を経験すると、普段は見せない社員同士の顔や態度を知ることができ、相手を深く知ることになります。
たった一度の社員旅行でも、その効果は大きいです。
短い時間にもかかわらず、関係が深くなります。
家族関係でも同じです。
毎日顔を見合わせる親と子は、お互いがよく知っているようで、実はまだ知らないことがたくさんあります。
一度でも家族旅行をすればいい。
両親の焦っている表情や子どもの不安そうな態度が、垣間見えることでしょう。
お互いの意外な一面を知ることで、より深く相手を知ることができます。
もちろん共通の楽しい思い出もできますから、家族としての意識も強くなります。
もし、あなたが付き合っている恋人と関係がマンネリ化しているなら、一緒に旅行しましょう。
お互いによく知っているようで、実はまだ知らないことがたくさんあります。
一緒に旅行して、お互いの意外な一面を知ることで、相手を深く理解することができるでしょう。
不安そうにしている表情や頼りになる事実を知り、意識が変わるに違いありません。
なにより共通の思い出が、関係をより深めること間違いなしです。