勉強するときには、知識や知恵を求めて勉強します。
ニンジンを追いかけるウサギのように、報酬があるから、それに向かって必死になるのはわかります。
しかし、結果を出して報酬をつかんだときにようやく喜びを感じる方法は、賢い勉強法ではありません。
結果を出さなければ、報酬も得られず、永遠に喜びも感じられないからです。
知性のある勉強は「結果」だけではなく「プロセス」です。
もちろん結果も大切です。
しかし、それ以上に、プロセスのほうがはるかに重要です。
学んだ後に喜びを感じるのではなく、学んでいる最中こそ喜びを感じることです。
「へえ、なるほど」
「そうだったのか」
「これは面白いなあ」
走っている瞬間そのものを楽しみにすることです。
そういう勉強の姿勢になっているでしょうか。
あなたの学ぶ姿勢を、自分でチェックしましょう。
勉強をしているときに、すでに喜びを感じていますか。
結果を楽しむのではなく、勉強そのものを楽しんでください。
その姿勢は、完璧です。
それが続く勉強です。
続く勉強になれば、結果が出るのは時間の問題です。
継続する勉強になれば蓄積が生まれ、必ず結果を出すまでに至ることができるからです。
勉強の結果に喜びを感じるのは、後回しで大丈夫です。
まず勉強している最中を、喜びに変えることです。
それさえできれば、すでにあなたは幸せなのです。