執筆者:水口貴博

明るい未来を切り開く30の勉強法

30

勉強した後、どうなるかではなく、勉強しているとき、どうであるか。

勉強した後、どうなるかではなく、勉強しているとき、どうであるか。 | 明るい未来を切り開く30の勉強法

勉強するときには、知識や知恵を求めて勉強します。

ニンジンを追いかけるウサギのように、報酬があるから、それに向かって必死になるのはわかります。

しかし、結果を出して報酬をつかんだときにようやく喜びを感じる方法は、賢い勉強法ではありません。

結果を出さなければ、報酬も得られず、永遠に喜びも感じられないからです。

知性のある勉強は「結果」だけではなく「プロセス」です。

もちろん結果も大切です。

しかし、それ以上に、プロセスのほうがはるかに重要です。

学んだ後に喜びを感じるのではなく、学んでいる最中こそ喜びを感じることです。

「へえ、なるほど」

「そうだったのか」

「これは面白いなあ」

走っている瞬間そのものを楽しみにすることです。

そういう勉強の姿勢になっているでしょうか。

あなたの学ぶ姿勢を、自分でチェックしましょう。

勉強をしているときに、すでに喜びを感じていますか。

結果を楽しむのではなく、勉強そのものを楽しんでください。

その姿勢は、完璧です。

それが続く勉強です。

続く勉強になれば、結果が出るのは時間の問題です。

継続する勉強になれば蓄積が生まれ、必ず結果を出すまでに至ることができるからです。

勉強の結果に喜びを感じるのは、後回しで大丈夫です。

まず勉強している最中を、喜びに変えることです。

それさえできれば、すでにあなたは幸せなのです。

明るい未来を切り開く勉強法(30)
  • 勉強の最中に、喜びを感じる。
まとめ

明るい未来を切り開く30の勉強法

  1. いついかなる状況でも、勉強できる装備が整っていますか。
  2. 「勉強をしている」と言っているうちは、まだ勉強不足である。
  3. 店員への意外な質問。
    「一番売れていない商品はどれですか」
  4. 勉強の半分はインプット。
    もう半分はアウトプット。
  5. タイムプレッシャーがあるから、時間の貴重さが勉強できる。
  6. 騙された経験は、セミナーだと思う。
    騙された金額は、授業料だと思う。
  7. こだわりのある人は、魅力的な人。
  8. テレビ番組に向かって突っ込みを入れると、雑談がうまくなる。
  9. 作家とは、文章を書く仕事ではない。
    読者を励ます仕事である。
  10. 人との出会いも一期一会。
    言葉との出会いも一期一会。
  11. 知識を操るためには、知恵が必要になる。
  12. あなたの頭の中には、望遠鏡がある。
  13. 勉強に、時期尚早はない。
  14. 今すぐ役立たない勉強ほど、後から大いに役立つ。
  15. 学ぼうという気持ちがあれば、平凡な瞬間も勉強になる。
  16. 高額のマンツーマンは、実は一番格安である。
  17. 鳥肌が立つような経験ができれば、いい勉強ができている証拠。
  18. 勉強をすれば、ストレスになるのは嘘。
    勉強をすれば、ストレスが減る。
  19. すぐ答えを求めないから、味わいは無限に広がる。
  20. 説明不足の言葉を想像するのは、素晴らしい脳のトレーニングになる。
  21. 嫌いな人を「先生」と呼べば、人間関係改善のきっかけが見つかる。
  22. 知性を磨いて「必要」「必要ではない」と区別する。
  23. タクシーの運転手ほど、情報通はいない。
  24. 勉強する時間がないのは知性がない証拠。
    勉強する時間を見つけられるのが知性だ。
  25. 学生は、勉強をして未来を切り開く。
    社会人は、習得した知識や技術をお金に換えて未来を切り開く。
  26. センスのいいファッションには、高い知性が要求される。
  27. あなたの体の中には、優秀な医者が存在する。
  28. 「楽しさに気づく力」が、本当の知性である。
  29. 自分をよく見ることはあっても、他人をよく見ることは少ない。
  30. 勉強した後、どうなるかではなく、勉強しているとき、どうであるか。

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