楽しいことは、本や映画、漫画の中だけに存在するわけではありません。
いつでもどこでも存在します。
にもかかわらず「楽しいことがない」と愚痴をこぼす人がいます。
楽しいことはいくらでもあります。
いつでもどこでもあります。
その人に足りないのは「楽しさに気づく力」です。
平凡な日常には、たくさんの楽しさがありますが、気づきません。
気づいていないので、あっても、ないように思えます。
その楽しさに気づく力を身につけることです。
たとえば、今あなたの目の前には何がありますか。
平凡な自分の手があることでしょう。
別に驚くこともない、自分の手です。
しかし、本当にそうでしょうか。
見飽きているからなんともないと思うのは、とんだ思い違いです。
さあ、自分の手を間近でじっくり見てみましょう。
手には無限の楽しさがあります。
なぜ、爪は伸びるのだろうか。
爪はどうやって作られているのだろうか。
なぜ、手は5本指なのか。
見る角度を変えれば、手に対して無限の疑問を見いだすことができることでしょう。
手のひらの手相を見て、しわの寄り方を観察します。
今まで気づかなかった不思議なしわを、発見することでしょう。
「自分の手と指にはお世話になったな。おかげで多くの人生を歩んできたなあ」
物思いにふけってもいいでしょう。
見慣れた自分の手から、無限の感動・喜び・嬉しさ・楽しさを見つけることができます。
手に限らず、何でもそうです。
楽しいことに気づく力があれば、本や漫画がなくても、いつでも楽しめます。
勉強になります。
「楽しさに気づく力」が、本当の知性です。
自分で楽しさを発掘できると、あらゆることが感動的になり、学問になります。
その人は一生幸せが持続します。
楽しさに気づく力を身につけましょう。
いつでも楽しい気分になれるので、わくわくする毎日に包まれるのです。