お金の上手な受け取り方は、受け取るときに、片手ではなく、両手で受け取ることです。
私がある日、吉野家で食事をしたときのことです。
食べ終わって、私がお金を支払うときに、店員は両手で受け取ってくれました。
お金の中に小銭も混じっていて受け取りにくいからこそ、お金がこぼれ落ちないように、両手でお金を受け取ってくれたのでしょう。
私は、両手を使ってお金を受け取る姿に、お金に対する気持ちが伝わってきました。
両手を使ってまでして、気を使ってお金を受け取ってくれると、お金に対する謙虚さが見えてきます。
「お金に対して、ありがたい」という気持ちが、お金を渡すこちらにまで伝わってくるのです。
お金に対して、偉そうな人は、お金のやりとりを片手でやってしまいます。
お金に対して、ありがたみを感じている人は、お金のやりとりで両手を使います。
名刺のやりとりでも、両手を使うのがかっこいいように、お金のやりとりでも、両手を使うのがかっこいいのです。