若い時期は限られています。
若い時期に、自分のやりたいことを見つけるためには、できるだけ多くを経験する必要があります。
何でも「経験」と考えましょう。
やりたいことが見つかるまでお金は使わないより、やりたいことを見つけるためにお金を使っていくことが大切です。
私も今のやりたいことが見つかるまでは、回り道ばかりしてきました。
受験勉強中には、将来の職業に悩み、英語を勉強するためにアメリカ留学したり、中国語や韓国語も勉強したりしました。
手当たり次第といった感じです。
今行っていることとは、ほとんど関係ありません。
そのときは「何かが見つかるかもしれない」という思いがあったから、とにかくやってみたわけです。
いろいろ試してみて、自分に何が合っているのかを、暗中模索していました。
たくさんの経験の中で「これだ!」というものを、やっと見つけることができたのです。
それまでにはたくさんのお金がかかりましたが、本当にやりたいことを見つけることができれば、そのお金は微々たるものです。
今後の長い人生において揺るぎない目的が見つかったということは、もう道に迷わなくてすむということです。
無駄足を踏むことがなければ、無駄な出費もすることがなくなり、元は取り返せます。
お金の上手な使い方は、やりたいことを見つけるために使うことです。
わからないから使わなければ、余計に見つけることはできなくなります。
気になることは挑戦して、肌に合わなければ三日坊主でやめてしまってもいいのです。
やりたいことを見つけなければ、本当のスタートすらできていないということなのです。