現金で支払うときは、優しい払い方なのに、カードで払うときには、やけに偉そうにする人がいます。
先日私はレストランで、気になる光景を目にしました。
スーツを着た紳士が、支払いのときに、急に変わります。
クレジットカードを店員に投げているのです。
軽く投げる一瞬のしぐさですが、急に雰囲気が変わるのです。
「この人は、サービスとお金に、感謝していないんだな」と思いました。
お金を投げて渡すのは、品がありません。
本人はそのつもりがなくても、そういう印象を相手に与えてしまうのです。
店員も、むっとしていました。
軽くて薄いカードだからとはいえ、乱暴に扱っていいわけではありません。
軽くて薄いカードだからこそ、より丁寧に扱いましょう。
カードを差し出しながら「お願いします」と言ったり「おいしかったです」という言葉があると、相手も喜んでくれます。
気持ちよく食事を終えられます。
丁寧にカードを手渡している人は、サービスにもお金にも感謝している人なのです。