基本中の基本ですが、1日3食の食事は抜かさないことが大切です。
食事は、元気のもとです。
元気の元を取らないのに、元気が出るはずがありません。
元気が出ないから、疲れやすくなります。
栄養も不足すれば、疲れの回復も遅くなるでしょう。
食事を抜くというのは、言語道断です。
特に女性は、スリムになろうとダイエットに走る人がいます。
もちろん太りすぎている人は、ダイエットに賛成です。
肥満は生活習慣病になりやすいので、中肉中背になるまではダイエットはしたほうがいいでしょう。
しかし、条件があります。
1日3食を取って、ダイエットを成功させることです。
食事の回数を、3回から2回に減らすと、たいてい失敗します。
太りやすくなるからです。
「力士は2食しか食べない」という話をご存じですか。
その理由は、ずばり「太りやすくなるため」です。
力士は、朝と夜しか食べず、一度にたくさんの量を食べます。
おなかがすいている状態ですから栄養分の吸収力が強くなり、また1日2食の生活が続くと、そのリズムが体になじんできます。
1回の食事でより多くの栄養分を多く吸収しようとする体質へと変わります。
食事を2回に減らしてダイエットに成功しても、食事を3回に戻したとき、すぐ元の体重に戻るのは、そのためです。
体質が変わってしまうため、おかしくなります。
スリムになりたいとはいえ、単純に食事の回数を減らすのは、逆効果です。
それは太りたい人がする、食事スタイルなのです。