ダイエットでは心がけることはたくさんあります。
しかも、我慢するような項目が多いのが特徴です。
「ジャンクフードを食べてはいけない」
「寝る前に食べてはいけない」
「食べすぎてはいけない」
「ジュースを飲んではいけない」
「夜更かしをしてはいけない」
「睡眠不足になってはいけない」
「肉ばかり食べてはいけない」
よくみると「してはいけない」という項目が多いですね。
否定する言葉がずらりと並んでいます。
いきなりすべてを心がけようとすると、食生活は急に大きく変わり、かなりのストレスです。
慣れてしまえば大したことではありませんが、初めはこうした「してはいけない」項目にうんざりすることでしょう。
否定的なことばかり考えるとストレスを感じて、フラストレーションをためてしまいます。
理想はこれらを忠実に実行することですが、そうは言っても人間ですから時には、羽目を外したくなるときがあります。
ダイエットを心がけることで大切なことは「完璧を心がけすぎないこと」です。
たしかに物事をそつなくこなす完璧主義は素晴らしいと感じます。
しかし、そもそも人間が完璧ではありません。
人間が完璧ではありませんから、最初から完璧なダイエットを成功させようとするほうが奇跡的だと思いませんか。
無理に完璧を目指していると、ストレスも大きく感じられ、できるダイエットもできなくなります。
時には頑張っている自分へのご褒美として、例外を作ってもいいでしょう。
不完全だからこそ、人間らしい。
ただし、きっかけでフラストレーションが爆発し、元の食生活に戻らないように注意しましょう。
私もたまにはジャンクフードを食べます。
時には夜更かしをすることもあります。
誕生日のときくらいは、ケーキを食べることもあります。
しかし、それは「例外」であって「いつも」というわけではありません。
たまにする息抜きという位置づけなら、完璧ではない人間にはちょうどいいのです。