私がアメリカを旅行したときのことです。
たまたま夏休みの時期と重なり、なかなか航空券が思うように取れませんでした。
日本から直接アメリカへ行く旅券は何とか取れましたが、アメリカから日本へ直接向かう旅券は、予約がいっぱいで取れません。
ようやく取れたチケットは「アメリカ発、韓国経由、日本行き」というものでした。
さらに不運なことに、韓国経由と言っても、韓国で一夜を過ごさなければなりません。
飛行機代もかかり、また韓国のホテル代や交通費も余分に必要です。
私は最初「何とか旅券は取れたけど、時間もお金もかかって面倒だな」と思っていました。
しかし、ふと、少し考え方を変えてみました。
「帰りに韓国へ立ち寄るなら、韓国も観光すればいいじゃないか!」
韓国経由を、うまくプラスに考えました。
こう考えると、時間もお金も無駄とは思えなくなります。
旅の帰りに旅をする、ということです。
せっかく韓国に立ち寄るなら、韓国も観光しないと損だと思いました。
行動したときに、その行動でほかの行動もできないかと考えましょう。
行動のためには、重い腰を上げなければいけません。
人間は、行動するときには早いですが、行動するまでが長いです。
1つの行動をするときに、ついでに2つも3つも合わせて行動すれば、時間もエネルギーも節約できるのです。