段取りの悪い人は、仕事をパーフェクトに仕上げようとします。
上司に提出する資料なら、レイアウトを整えて、誤字脱字もなく、見栄えをよくして、完璧に完成してから提出しようとします。
できるだけよい状態で提出したい気持ちもわかります。
もちろん正式な提出や公式なアナウンスの場合には、入念にチェックする必要があるでしょう。
しかし、下書きの提出なら、求められるのは「パーフェクト」ではなく「テンポ」です。
上司は、多少荒い状態でも、まず内容を知りたがっています。
パーフェクトな状態になってから提出するのではなく、まず下書き段階で「こういうのはいかがですか」と1次提出します。
内容が大切なので、多少の誤字脱字、レイアウトの崩れなどは許されます。
途中経過を見せることで、善しあしを、早い段階で判断してくれることでしょう。
ダメなら訂正すればいいし、よいといわれれば、そのまま清書に向けて完成していけばいい。
まず、テンポのよさを最重視しましょう。