読み始めて、思ったより面白くない本があります。
そうした本は、最後まで読み切る必要はありません。
面白そうだから買ったものの、思ったより面白くないときは、途中でやめてOKです。
まったく問題ありません。
本を、最後まで読み切らないといけないというルールはありません。
読書をする意味は、自分のためになる文章を見つけ、吸収して、生活や人生に役立てることです。
そういう部分がないと思ったら、無理をせず、途中でやめていいのです。
最後まで続ける必要はありません。
途中棄権をしたほうが、次の読書へとつながります。
マラソンでも「もうダメだ」と思ったときに無理をすると、体を壊してしまい、次の試合に出場することができなくなります。
「ダメだ」と思ったときには、潔く途中棄権したほうが、次の試合につながります。
私は面白くないと思った本は、途中で読むのをやめてしまいます。
もちろん最後まで読み切るほうがかっこいいでしょう。
しかし、つまらない本を無理して読んでいると、今度は読書そのものが嫌いになります。
せっかく身についている読書の習慣がなくなることさえ考えられます。
そうなるくらいだったら、切りのいいところで、やめたほうがいいのです。
全部を読み切る必要はないのです。
好きなところから読み始め、面白くないと思ったら、途中でやめていいのです。