執筆者:水口貴博

本を読む力が強くなる30の方法

12

読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。

読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。 | 本を読む力が強くなる30の方法

読書をすることで、自分の中に眠っている潜在的思考が表面化します。

眠っている潜在的な言葉、考え、アイデアが、ふわりと表面に出てきます。

本を読めば読むほど、共感できる文章に出会いやすいからです。

文章を読んで、共感できるのは、そもそも自分も心の奥で同じことを考えていた証拠です。

作家の言葉に共感できるのは、自分も同じようなことを潜在的に考えていたわけです。

本当に潜在的で言葉として表現していませんが、自分でも気づかないところで、考えています。

そうした読者の潜在的な言葉を引き出すのが、本を読む意味です。

作家の仕事です。

本を読んでいるとき、こういうことを考えたこと、ありませんか。

「この人も同じこと考えているのか。自分に自信が出てきたぞ」

そう思ってもらうために、作家は本を書いています。

作家は、読者の潜在的な共感を引き出す仕事をしています。

潜在的に眠っている力を引き出すお手伝いをしています。

共感を文章としてうまく表現し、読者を励ますのが、作家の役目です。

本を読んで、元気になってもらいたいのです。

「行動しろ」と言っても、なかなか行動できません。

しかし、元気とやる気が出れば、読者が行動するようになります。

行動したくなるのです。

間接的ではありますが、あなたに元気とやる気を与えて、人生をより良い方向へと導くお手伝いをしています。

本を読む力が強くなる方法(12)
  • 共感して、眠っている自分の言葉に気づく。
読書とは、言葉探しだ。

本を読む力が強くなる30の方法

  1. 興味のある本から読まないと、眠くなる。
  2. 買ってきた日に読み始めるのが、読書のマナー。
  3. あなたが読みたい本だけ買えばいい。
  4. 気になる部分は、蛍光ペンでラインを引く。
  5. 蛍光ペンで線を引くときは、3種類の色を活用しよう。
  6. ラインが引くのが面倒なときは、ページを破って抜き出そう。
  7. 初めから読み始める必要はない。
    気になるところから読み始めていい。
  8. 初めから読まないと理解できない本は、内容も大したことがない。
  9. 自分のお金で本を買うから、自分のためになる。
  10. 社会的に弱い人は、お金も時間もない。
    そういう人のために、無料にしている。
  11. 無理をして、本を最後まで読み切る必要はない。
  12. 読書をして共感できたとき、潜在的思考が表面化する。
  13. 読書とは、言葉探しだ。
  14. 待ち時間に本を読む習慣があれば、待つことが嬉しくなる。
  15. 気に入った著者の全作品を読もう。
  16. 文字が大きな本ほど、得るものは大きい。
  17. 本を読むのは、知識を得るためではない。
    意識を変えること。
  18. 本を買って読むのは「消費」ではなく「自己投資」だ。
  19. 海外旅行ほど、待ち時間の多い旅はない。
  20. 本は、借りるより買うほうが、身につきやすい。
  21. 本で読んだことを現実で活用して、初めて「わかった」と言える。
  22. 読書は、座ってするものとは限らない。
    読書は、歩きながらできる。
  23. 古典には「普遍的内容」が含まれている。
  24. 読書はすべて、一期一会。
  25. 読書の魅力は、連鎖させていくこと。
  26. 読書の達人は、1ページ目から読まない。
    目次から読み始める。
  27. 忙しいときほど、読書をする絶好のチャンス。
  28. 気に入ったキーワード・キーフレーズが1つでもあれば、買う価値はある。
  29. 下克上を実現する一番の近道は、読書。
  30. 読書(インプット)→経験(消化)→教える(アウトプット)。

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