文字が小さな本には、当たり外れがあります。
本には、文字が小さな本と大きな本があります。
文字が大きな本には、外れはありません。
文字が大きいから読みやすいというのもありますが、もう1つ理由があります。
読者の立場を真剣に考えて作られている点です。
文字を大きくすると、本全体の文章量が少なくなります。
結果として、大切な言葉をわかりやすく、簡潔にまとめるようになります。
また読者にとって読みやすい本にするために、わざわざ文字を大きくするくらいです。
書く文章は、当然のごとく、わかりやすい表現を使って書かれています。
グラフ、図、写真を使って、目で直感的に理解できるような工夫が施されています。
そういう本に、外れはありません。
文字が大きな本は、すべてあたりです。
文字が大きな本ほど、得るものは大きくなるのです。
私は、ときどき、あえて小学生向けの本を読むことがあります。
すると、文字が小さな大人向けの本より、理解がスムーズに進みます。
文字が大きくわかりやすい表現で構成され、グラフや図が豊富で、目で直感的に理解できるようになっています。
文字が大きく、わかりやすく表現している本には、これまで何度も理解を助けられました。
ポイントは、文字が大きいかどうかです。
そこに著者が、どれだけ読む側のことを考えているかが、見えるのです。