面接での受け答えは、できるだけ抽象的な表現は避けましょう。
抽象的は、想像しづらく、印象が弱くなります。
たとえば、面接官から、学生時代の過ごし方を聞かれたとします。
「学生時代は、勉強をたくさんしました」
一応、答えになっていますが、曖昧な返事ですね。
「たくさん」という表現がよくありません。
たくさんと言っても、個人差が大きく、幅があります。
表現は、抽象的ではなく、具体的を心がけましょう。
ポイントは、数字を含めることです。
「毎日4時間以上、勉強していました」
「週に3回は、図書館に通っていました」
「実用書を、毎月5冊程度、読んでいました」
「本代として、毎月3万円ほど、費やしていました」
「その結果、TOEICで920点まで上げることができました」
数字が加わると、具体的に想像しやすくなりましたね。
数字を使うと、具体性が増し、言葉に説得力が生まれます。
抽象的な表現はできるだけ使わず、具体的な表現を心がけるようにしましょう。