貧乏人は、なぜ貧乏なのかというと、自分の時間を売っているからです。
自分の時間を売って、その時間の量に比例してお金をもらっています。
「時給制で働いて、キャリアアップしよう」
従業員募集の、よくある誘い文句です。
「時給で働いて接客マナーを身につけ、業界の知識を学べば、キャリアアップになる。そうなれば将来はもっとお金が稼げるはず」
そういう考えで、雇ってもらいます。
さて、ここからが本題です。
時給で仕事をして本当にお金持ちになれるなら、今ごろみんな、お金持ちになっているのではないでしょうか。
時給制で働いて、自分の魅力が本当にアップしていれば、なぜみんなお金持ちになっていないのでしょうか。
自分の時間を売って仕事をしている程度では、本当の自分磨きではありません。
自分の技能で稼いでいると思っていますが「技能」ではなく「時間」でお金をもらっている事実に気づくことです。
技能で稼ぐなら、もっとお金を稼げます。
本当に磨かれた自分がいれば、時給制の仕事はしません。
独立して、個人で勝負しているはずです。
自分が持っている、優れた技能で仕事をするのです。
ほかの人には真似のできない、高い品質を提供できるはずです。
時間は短くても、お金は時給制の仕事以上に稼げます。
それが本当の自分の魅力です。
時間を売って仕事をしているかぎり「自分」ではなく「時間」でお金をもらっているのです。