たまには頑張っている自分にご褒美を与えましょう。
貧乏性の人には「自分にご褒美」という習慣が足りません。
自分にご褒美を与えることすら「もったいない」と思っています。
「もったいない」という一言は、節約精神を促す美徳ですが、限度には注意です。
たしかに節約は大切ですが、節約ばかりでは心まですさんできます。
心がすさんでくると、心の余裕も失われ、卑屈になってしまうでしょう。
心が消耗の生活ばかりでは、何を生きがいにしていいかわかりません。
けちけちした生活ばかりでは、ストレスも多くなります。
お金は貯まっても、ストレスまでたまってはいけません。
負の感情が積み重なっていけば、いつか発狂してしまうでしょう。
そこでご褒美です。
頑張っている自分をねぎらう意味として、たまには自分にご褒美を与えようではありませんか。
ご褒美と言えば「自分から誰かに与えるもの」と思いがちですが、自分から自分に与えてもおかしくありません。
誰かに与えてもらうのを待つのではなく、自分で自分にご褒美を与えればいい。
日頃から仕事を頑張っているなら、たまには自分を優しくいたわっても、文句を言われることはありません。
頑張っている自分のためにご褒美を与えましょう。
たとえば、外食です。
おしゃれなレストランで大好物を食べれば、リッチな気分を楽しめるでしょう。
気分転換やストレス発散になり、心地よいひとときになるでしょう。
おいしい食事によって身も心もエネルギーが充電されれば、やる気や元気も湧いて、次の目標に向かいやすくなるでしょう。
その場でお金が消費されても、心に豊かさをもたらしてくれるなら、有意義なお金の使い方です。
自分にプレゼントを贈ってみるのもよいアイデアです。
前から欲しかったものはありませんか。
物欲を爆発させるなら、こういうときこそチャンスです。
服・バッグ・アクセサリーなど、欲しかったものを自分にプレゼントすれば「頑張ったかいがあった」と思えるでしょう。
物欲を満たせば「また頑張ろう」という気持ちにもなるはずです。
旅行に行くのもよし。
温泉に行くのもよし。
映画を見に行くのもよし。
節約節制の切り詰めた生活ばかりでは、なかなか貧乏性を直せません。
お金は、貯めてばかりではなく、適度に使うことも大切です。
自分へのご褒美は、気分転換・ストレス発散といった意味だけでなく、仕事を区切る意味もあります。
自分にご褒美を与えて、新たな弾みをつけ、次のステップに向かいましょう。