電話をかけるときも受けるときも、共通の電話マナーがあります。
「メモを取ること」です。
まず、電話をかけるときです。
会話をスムーズに進められるように、あらかじめ必要な用件をメモしておきます。
箇条書きで構わないので書いておくと、話を正確に進めることができます。
話すべき内容を忘れてしまうという事態も防げます。
電話を受けるときに必要である理由は、言うまでもありませんね。
相手からの用件を聞き漏らさないために、メモはもちろん必要です。
片手で受話器を持ち、もう片手でメモを取りながら対応します。
いつ、誰から、誰宛てに、何の用件でかかってきた連絡かを、頭で覚える必要はなく、メモを取ればいいだけです。
細かい用件ほど、頭では覚えにくくなり、メモが頼りになります。
忘れてならないのが、友人と電話をする同じ感覚で電話をしてはいけないということです。
ビジネスの場における電話対応は、仕事であり、お金が関係しています。
ささいな会話でも、メモは必要です。
メモを取っていないと「何を話したんだっけ」と忘れしてしまうことがあります。
それが、会社にとって大きな損失を招きかねないのです。