ときどき、睡眠時間の短さを自慢している人を見かけます。
「3時間しか寝ていない」
「忙しくて、寝る暇がない」
睡眠時間が短いことを、自慢します。
これは言い換えれば、このようになります。
「俺はこんなに頑張っているんだぞ」
「睡眠時間がこんなに短いんだぞ。偉いって言ってくれ」
「君とは違い、俺は忙しいんだ」
どうやら睡眠時間が短いことは、素晴らしいことだと勘違いしているようです。
でも、本当は、偉くもすごくもなんともないのです。
しっかり寝ていないから、仕事や勉強の効率が悪くなります。
本来はさっさとできることを「眠い。頭が回らない」と苦しみ、いつまでもだらだら続けてしまうことになるのです。
また睡眠時間が短くなる悪循環へと陥ります。
睡眠時間が短いから、仕事も勉強もできない人になっています。
私がたくさんの本を書けた背景には、睡眠時間をしっかりとったことがあげられます。
いつもは、7時間から8時間ほど、たっぷり寝ます。
少なくても6時間は、寝るようにしています。
それを下回ると、明らかに朝の体調が悪くなり、頭の回転も鈍く、作品の質に大きな悪影響を及ぼします。
決して睡眠時間を、軽視しませんでした。
成功するため、大きなことを成し遂げるためには、こつこつした「継続」が必要です。
数年にわたって大きなことを成し遂げようとしたとき、日々の体調管理は大切なのです。
「しっかり寝ること」
これが、成功への第一歩なのです。