生きている間、どのような存在を手本にして、生きていけばいいのでしょうか。
どのような生き方が、一番好ましいのでしょうか。
この回答には、1つの代表的な手本があります。
太陽です。
青い空に、さんさんと輝く太陽は、まさに理想的な存在です。
太陽は、自分が明るく輝くことで、まず自分が明るくなります。
自分だけではありません。
明るくなった光は、自分だけでなく、周りにいる存在までも一緒に照らします。
自分が明るくなり、周りも同時に明るくさせます。
そのうえ、太陽は差別をしません。
どんな存在に対しても、変わらず明るく輝き、明るさを与えています。
私たち人間は、太陽のような存在になることが、最も理想的なのです。
「明るくなりたい」という人がいます。
自分の性格や日常生活が暗いため、もっと明るくなりたいといいます。
「人のために生きたい」という人がいます。
しかし、そんな人に限って、人のことばかりを考え、自分のことを考えていません。
これでは「灯台」と同じ状態です。
灯台のように自分の足元を照らせば、遠くを照らすことができなくなります。
一方、遠くを照らせば、今度は自分の足元が暗くなります。
自分も、遠くも両方明るく照らすには、灯台が太陽のように光り輝けばいいのです。
発光体になればいいのです。
自分が明るくなりながら、周りの存在も同時に明るくさせることができます。