「人生はこうでなければならない」
「この学校じゃないと行きたくない」
「この仕事じゃないとやりたくない」
自分が思い描いていたことと違った現実が顔を出すと、怒り始める人がいます。
「こんなはずではなかった」
誰しも自分の思うように進んでほしい人生ですが、そう思うように行くものではありません。
歩いていると、石につまずいて転ぶこともあります。
そんなとき「誰だ! こんなところに石をおいたのは!」と怒っても、仕方ありません。
石を置いた人を見つけて、裁判でもするつもりでしょうか。
「こうでなければならない」と考える人は、想定外に弱く、怒りっぽくなり、なかなか落ち着いた生活ができません。
「まあ、いいか」と考えることです。
石につまずいて転んだとき「たまには、こういうこともあるか」と考える人が、素早く起き上がれます。
また歩き始めることができる人です。
人と揉めることが少なくなり、すべての変化を人生の一部として受け入れることができるようになります。
諸行無常。
変化があってこそ、当たり前なのです。
変化を受け入れる姿勢を持ちましょう。
思いどおりにいかないことに怒るのではなく「まあ、こういうこともあるか」と笑い、受け入れてしまうのです。
気楽に気軽に考える人は、心が柔らかくなります。