やる気が出ないとき、心の中でこう思っていませんか。
「やる気が出ない」と。
たしかにやる気が出なければ「やる気が出ない」と思って当然でしょう。
やる気が出ないと、心も体もだるく感じ、ますますやる気が出にくくなる悪循環です。
しかし、ここに問題があります。
やる気が出ない原因は、実のところ「やる気が出ない」と思っている心にあります。
「やる気が出ない」と思っているとき、心はたるんでいます。
たるんでいる心から、どうやって強い気力が生まれるのでしょうか。
最初から「やる気が出ない」と諦めたところで、いいことはありません。
たるんだ心からは、無力感と倦怠感しか生まないのです。
では、どうするか。
まず「やる気が出る」と思いましょう。
最初は嘘でも演技でもかまいません。
「やる気を出すなんて簡単だ」
「だんだん心が熱くなる」
「もうすぐやる気が出てくるだろう」
ただ普通に考えるのでなく、1つの疑いもなく強く信じるのがポイントです。
体の内側に向けて訴えかけるように念じます。
「やる気が出る」と思い続けていると、だんだんと心が引き締まり、熱くなります。
気持ちが前向きになると、ポジティブな気持ちが生まれやすくなります。