結果を目に見える形にすることで、やる気が出ます。
自分がどれだけ成長できているかを、確認できるからです。
目に見える形で、自分の前進を確認できると、安心して前に集中できるのです。
部屋の掃除をやる気になっているときと同じです。
部屋をちょっとだけ片付けようと思ったら、そこで最初のやる気の火がつきます。
ごみ箱を片付け、ごみを外に出し、机や台所をきれいにして、続けていくと、部屋がみるみるうちに変わってきます。
掃除は、結果が目に見えるから、いつの間にかやめられなくなってしまうのです。
部屋が目に見えて、どんどんときれいになっていくことに、大きな達成感が得られます。
「きれいになった。じゃあ、もう少しだけ」と思いながら、実際はもう少しで終わりません。
具体的に目に見えれば見えるほど、やる気の火は強火になるのです。
私は今、本日記というのをつけています。
本を何冊読んだかが、本人の成長と正比例するわけではありません。
しかし、何冊読んだのかという結果は、やる気につながります。
「きちんと自分は前に進んでいる」
そんな自分が進んできた足跡を残すことで、進んだ距離を確認できるからです。
「さあ、次に行こう!」と、やる気が出るのです。
今、あなたがやる気が出なくて悩んでいるなら、日々の成長が確認できないからではないですか。
日々の成長を確かめるために、日記でも、数字、形でも何でもかまいません。
グラフ、表、一覧リストのように、結果を目に見える形にすることで、やる気が出るものなのです。