自分の成長のためには、目的とはまったく関係のない友人を持つことです。
目的を果たすために必要な友人と関係を持つことは、もちろんのことですが、それだけでは成長はできません。
あえて目的とは関係のない友人を持つと、不思議なことに、目的に近づけます。
目的とは関係のない友人を持っておくと、考え方や視野を広げるチャンスになるからです。
今まで思いもつかなかったアイデアや、人脈、考え方と触れるチャンスができ、目的への掛け橋になります。
あえて、まったくジャンルの異なる友人、変わった趣味の友人、性格に違いのある友人も、持っておきましょう。
似たような人の集まりは、同じ話、同じ話題、同じ展開にしかなりませんが、変わった人からは変わった話を聞けます。
同じ人同士が集まっているといつも同じ展開にしかなりません。
同じような人が集まっているだけに、性格も似ているためです。
同じということがいけないわけではありません。
自分の成長のためには、自分とは違う人との関わりが必要であるということです。
透明色の水に透明色の水を混ぜても、水の色は変わらないままです。
ですが、黒い水が1滴でも混じると、コップ全体の色が変わります。
自分で自分を変えることはできません。
目的とはまったく関係のない異質の人物と友人になっておくことで、変わった刺激を受け取ることができるのです。
自分の器を広げたり、人間的成長を促したり、新しい視野から見る機会になったり、新たな人との出会いへとつながるのです。