後ろの存在が気になるなら、道を譲りましょう。
歩いていると、後ろから人が追いついてくることがあります。
後ろから少しずつ足音が近づいてきます。
歩行スピードは人によって異なります。
自分の歩行スピードより、後ろの人の歩行スピードのほうが速いと、そのうち追いつかれます。
後ろを振り向かなくても、足音や気配で真後ろに人がいることがわかる。
そのまま歩いていれば追い抜いてくるはずですが、いつ追い抜いてくるかわからず、そわそわ落ち着かないときがあるでしょう。
後ろにぴたっと張り付かれるのは、気持ちのいいものではありません。
「速く歩け」とせかされているような感覚を覚えます。
後ろを歩く人が気になってしまい、ストレスを感じることがあるのではないでしょうか。
こういうときは、素直に道を譲りましょう。
少し横にそれて歩くペースを落とせば、後ろの人がさっと追い抜いてくれます。
それだけのことです。
負けたと思う必要はありません。
わざわざこちらが手間をかけるのはおかしいと思うかもしれませんが、ここは心を大きくしたい。
細かいことは気にしません。
道を譲るだけのことであり、大きな手間ではないはずです。
さっさと道を譲ったほうが、後ろの圧迫感が解消されて快適になります。
余計なストレスに悩まないで済むのです。
歩行に限ったことではありません。
運転しているときも、後ろから車がじわじわ近づいてきて、追いつかれることがあります。
ぴたっと張り付かれると、ストレスを感じて落ち着かないときがあるでしょう。
あたかも「早く進め」とせかされているような感覚を覚えます。
このときも同じように、道を譲りましょう。
感情的にならないことが大切です。
道路脇に寄れば、後ろの車がさっと追い抜いてくれます。
素直に道を譲ったほうが、後ろの圧迫感がなくなって快適です。
ストレス解消のためであり、何より安全運転のためです。
追い抜いてくれるのを待つのではなく、こちらから先にアクションを起こしたほうが得策なのです。