あるときふと思い立ち、新しい習慣を始めることがあります。
週1冊の読書、週2回のランニング、定期的なヨガ教室。
興味があって始めることもあれば、新しい自分になりたくて始めることもあるでしょう。
何でもかまいません。
日記、ウォーキング、筋トレなど、どんなことでもかまいません。
新しい習慣を始めて1年続いたら、ぜひお祝いをしましょう。
「1年」という区切りは、お祝いをするのにぴったりのタイミングです。
「たった1年」「まだ1年しか続いていない」と思うかもしれませんが、ささいなことではありません。
1年続くのはすごいことです。
新しい習慣を始めても、1年続かない人は多い。
残念ながらたいていの人は、1年以内にやめます。
「飽きた」「疲れた」「面倒くさい」などあれこれ言い訳をして、さじを投げるのです。
「三日坊主」という言葉もあるように、わずか3日でやめる人も少なくありません。
長く続けるのは、簡単なようで、実に難しい。
途中でやめる人が多いなか、1年続けられたなら立派です。
素晴らしいことであり、誇りを持っていいことです。
だからお祝いをするのです。
1年続いたお祝いです。
レストランに行って、豪華な食事を楽しむの良し。
ケーキとワインを買って、自宅で祝賀会を催すのも良し。
エステで、スペシャルコースを満喫するのも良し。
きちんと継続ができた自分を褒めてください。
「よく1年続いたものだ。私はやればできる人間だ」と自画自賛しましょう。
1年続けば、胸を張って「習慣化された」と言い切れます。
1年も継続できたなら、自分の中で大きな自信に変わっているでしょう。
継続は裏切りません。
継続は必ず力になります。
週1冊の読書を1年続けられたなら、さまざまな知識が身についていて、博識になっているでしょう。
週2回のランニングを1年続けられたなら、体力・持久力がついていて、フルマラソンを目指せるレベルになっているはずです。
定期的なヨガを1年続けられたなら、すでに初級レベルは卒業して、中級レベル以上にはなっているでしょう。
1年続いただけの実力が身についているはずです。
これからも長く続けられるよう、自分にご褒美を贈って、モチベーションを維持しましょう。