ご機嫌になるためには、理由が必要と思われがちです。
「褒められたからご機嫌になる」
「天気がいいからご機嫌になる」
「ラッキーなことがあったからご機嫌になる」
たしかに嬉しいことがあれば、ぱっと明るい気持ちになり、うきうきするでしょう。
心の中で音符が弾んで、幸せな気分に包まれます。
つい表情も緩んで、にやにやしてしまいますね。
しかし、待ってください。
ここに、よくある思い込みがあります。
ご機嫌は一般的に、嬉しいことがあったときになる感情です。
そのため私たちはいつの間にか「嬉しいことがないとご機嫌になれない」と思い込んでいます。
これは誤解です。
ご機嫌になるために、嬉しいことが必要とは限りません。
「私はご機嫌だ!」と思えば、今すぐご機嫌になれるのです。
では、さっそく今すぐご機嫌になってみましょう。
難しくありません。
ちょっと心をコントロールするだけです。
「私はご機嫌だ!」と自分に言い聞かせてください。
軽く思うのではなく、本気で信じて、深く強く思うことが大切です。
そして嬉しいことはなくても、嬉しいことがあったとイメージしてみましょう。
役者がその気になって演じるのと同じように、心もその気になって演じます。
するとどうでしょう。
心の中で良い気分が生まれてくるでしょう。
みるみるうちに明るい気持ちになり、気づくと、うきうきしているはずです。
「嬉しいことは必要なかったんだ」とわかれば、心の新しい可能性が開花します。
上手に心をコントロールして、無条件でご機嫌になりましょう。
感情は、心の持ちようで変わります。
一度しかない人生は、少しでもご機嫌に生きたいですね。
ご機嫌になるのに理由は必要ないのです。