信頼を築くために欠かせないのは「感謝の習慣」です。
信頼される人には、感謝の習慣があります。
お世話になったときは「ありがとうございます」の一言を欠かしません。
大きな親切のときはもちろん、小さな親切のときも、きちんとお礼を言います。
ビジネスメールには、必ず感謝の言葉が含まれています。
お世話になっている顧客や取引先には、折に触れて感謝の手紙をしたためます。
お世話になった後、別のタイミングで会うときには「先日はありがとうございました」とお礼を口にします。
感謝ができる人には、礼儀正しくてポジティブな印象があります。
日頃から感謝の習慣を身につけ、心がけていると、相手から信頼されるようになるのです。
大きなことに感謝するのはもちろんですが、それだけでは不十分です。
小さなこと・当たり前のことにも意識を向け、感謝を心がけましょう。
大きなことには感謝しても、小さなこと・当たり前のことには、気を留めない人が多いもの。
「別に大したことない」「してもらって当たり前」と思うかもしれませんが、お世話になっているのは事実です。
自分の中では空気のように感じられ、実感しにくいかもしれませんが、きちんと意識を向けることが大切です。
生まれてからずっと大切に育ててくれている親や家族に感謝しましょう。
日頃からお世話になっている友人や職場の人たちにも感謝しましょう。
いつも優しく見守ってくれている近所の人たちにも感謝したい。
小さなこと・当たり前のことかもしれませんが、お世話になっているのは事実です。
ミスを指摘されたり叱られたりすることもあるかもしれませんが、そのおかげで成長できます。
ちょっとしたことであっても、きちんと感謝を伝えたい。
感謝してしすぎることはありません。
感謝は、しすぎるくらいでちょうどいいのです。
感謝をするとき「すみません」と言う人がいます。
心当たりがあれば要注意です。
「すみません」は、感謝の言葉ではなく、謝罪の言葉です。
「すみません」の一言では感謝したことになりません。
感謝をするとき「すみません」が口癖になっている人は要注意です。
感謝をするときは「ありがとうございます」の一言を伝えるようにしましょう。
感謝の言葉といえば「ありがとうございます」が思い浮かびますが、それだけではありません。
「いつもお世話になっています」
「感謝しています」
「これも○○さんのおかげです」
「頭が下がります」
「おかげさまで助かりました」
感謝の言葉を豊富にすると、表現力が高まります。
信頼されるためには、感謝の言葉が欠かせません。
感謝の言葉を口癖にしましょう。
折に触れて「何か感謝し忘れていることはないだろうか」と振り返る癖をつけたい。
感謝を言い忘れていることがあれば、今からでも遅くないので、きちんと伝えることを心がけましょう。
感謝の気持ちは、なくて困ることはあっても、あって困ることはありません。
感謝をすると、相手からも感謝されるようになります。
信頼される人になるために、感謝の習慣を大切にしてください。
感謝の習慣は、信頼を築く習慣なのです。