歯磨きの時間を楽しんでいますか。
お手洗いの時間を楽しんでいますか。
私たちは1日に、歯磨きやお手洗いを何回か行います。
食事の後は歯磨きをして、尿意・便意を催したらお手洗いに行きますね。
こうした歯磨きやお手洗いの時間を、ぼうっと過ごしがちです。
たしかに普通の日常場面であり、特別なことでも何でもありません。
だからといって、ぼうっと過ごすのはもったいないのです。
大切なことは「楽しむ」です。
歯磨きをするときは、歯磨きを楽しみましょう。
歯ブラシを動かすことを楽しみます。
歯ブラシを隅々まで行き届かせることを楽しみましょう。
どんどん歯の汚れが落ちていくことに快感を覚えてください。
歯磨きをするとき、ゲーム要素を取り入れてみてください。
「歯の汚れ落としゲーム」という考え方をすれば、ゲーム感覚が生まれ、丁寧な磨き方ができるでしょう。
歯磨きが終わったら、きれいになった歯を鏡でチェックです。
いわば歯は、白い宝石です。
きれいになった歯を確認できれば、嬉しい気持ちが広がります。
お手洗いのときは、お手洗いを楽しみましょう。
気分がすっきりすることを楽しみます。
用を足せば、体が軽くなって快適です。
「リフレッシュになる!」「心身がリセットさせていく!」と思えば、自然とわくわくして、元気も出てくるはずです。
洗面台で手を洗うときは、ハンドソープできれいにすることを楽しみましょう。
しっかり泡立てて、手の隅々まで行き渡らせるようにすれば、すっかりした気持ちになります。
水の冷たい刺激も気持ちいい。
次は身だしなみのチェックです。
髪型を整え、服のしわを伸ばしましょう。
最後は、鏡に向かって爽やかな笑顔を作って完了です。
お手洗いにも、楽しめるポイントがたくさんあるのです。
楽しいことを見つけるのではありません。
普段からしていることを楽しいことにするのです。
歯磨きの時間もお手洗いの時間も、1日の大切なワンシーンです。
平凡なワンシーンかもしれませんが、それぞれの行為を楽しめば、1日の楽しみが増えることになります。
「楽しむなんてできない」と思うのではなく、頭の体操のつもりで取り組んでみてください。
何でもないことであっても、その時間を楽しめば、有意義に変わります。
歯磨きとお手洗いの両方を楽しめれば、生活の楽しみが底上げされます。
より明るい気持ちで人生を生きられるのです。