「おや、知り合いの○○さんがいる! 声をかけよう!」
そう思って笑顔で挨拶をしたら、人違いでした。
髪型や後ろ姿がそっくりだと、なかなか見分けるのが難しい。
世の中にはそっくりな人がいて、見間違えてしまうことがあるものです。
「あっ、すみません。人違いでした」
こういうときは恥ずかしくて、赤面してしまうところですね。
注意をしていても、ときどきあるのではないでしょうか。
「挨拶をするんじゃなかった」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。
人違いであっても「挨拶をして良かった」と考えてください。
明るい挨拶ができました。
声を出す機会にもなりました。
相手に元気を与えることができました。
「挨拶」という、人としての基本を大切にできました。
人違いという形ですが、新しい出会いが生まれました。
人違いから生まれる出会いもあります。
結果論になりますが「知らない人の声をかける」というチャレンジをしたことにもなります。
そもそも人違いとはいえ、相手に迷惑をかけたわけではありません。
ちょっと相手を驚かせてしまったかもしれませんが、それだけのことです。
ですから挨拶をして人違いであっても「挨拶して良かった」と考えてください。
人違いは誰にでもあることですから、自分を責める必要はありません。
「人違いでした」という一言で済むこと。
冷静に考えれば、トラブルでも何でもないのですから気にすることはないのです。
「ちょっとしたハプニングを楽しめた」と前向きに考えましょう。
挨拶をして人違いであっても「挨拶して良かった」と考えるのが正解です。