突然ですが、あなたに質問です。
最後に体重計に乗ったのはいつですか。
「今日すでに1回乗っている」
「昨日、体重計に乗っている」
日頃からよく体重計に乗っている人は大丈夫です。
自分の体の状態を把握できているでしょう。
自己管理が行き届いているでしょう。
問題なのは、ずっと体重計に乗っていない人です。
少なくとも1週間以上、体重計に乗っていない人は要注意です。
体重計に乗っていないと、自分の体重が想像だけになります。
「最近太り気味かな」
「ちょっと痩せたかな」
「今は○○キロぐらいかな」
自分の感覚を頼りにしていては、正確に把握できません。
そこで体重計の出番です。
体重計に乗れば、現在の体重が正確な数字としてはっきりわかります。
それだけのことですが重要なことです。
体重は、健康状態のバロメーターです。
体重計に乗ることで、正確に今の自分の状態を把握できます。
毎日乗れば、体重の増減の変化も把握できます。
体重が増えているときは、食べすぎていることがわかります。
体重が減っているときは、痩せつつあることがわかります。
体重を知ることで、今後について考えるきっかけになります。
ちょっと体重が増えているなら「食事の量を減らそう」と思うでしょう。
普段どおりの体重であれば「このままの状態をキープしよう」と励みになるでしょう。
ダイエット中で少し体重が減っているなら「うまくいっているね。この調子で頑張ろう」と思えるでしょう。
体重計から「ちょっと気をつけてね」「このままキープしてね」と、いろいろなアドバイスが聞こえてくるようです。
たかが体重、されど体重です。
無味乾燥な数字とはいえ侮れません。
そこからいろんなことがわかります。
ただそこに乗るだけで、励まされたり注意されたり反省させられたりします。
体重計は、あなたの先生です。
きちんと体重計に乗りましょう。
あなたの日常に「毎日体重計に乗る」という習慣を作ってください。
理想は「1日1回」です。
乗るタイミングは自由に決めてOKです。
ばらばらのタイミングでもいいですが、できるだけ毎日同じタイミングで乗るほうが、より正確な状況を確認できます。
大切なことは、継続することです。
自分に合ったタイミングを見つけ、定期的に体重計に乗って体重を量りましょう。
毎日が難しいなら「2日に1回」「3日に1回」でもかまいません。
たとえば、浴室に体重計を置いておけば、毎日入浴のタイミングを利用できるので続けやすいでしょう。
体重計を持っていないなら、ぜひこの機会に買っておきましょう。
アナログ・デジタルのどちらでもかまいません。
体重さえわかればいいので、安いもので十分です。
最近は、体重だけでなく、体脂肪や筋肉量まで計測できる高機能な体重計も登場しています。
体重計は、健康意識を高める道具です。
体重計を買うお金は、自己投資になります。
少し高価になりますが「自分への投資」と考えれば、むしろ安いと言えるでしょう。
好みに合わせて購入しておくことをおすすめします。
やることは体重計に乗るだけですから簡単です。
気合も準備体操も必要ないのですから気軽に乗ってください。
太り気味のときは、なかなか体重計に乗りたくありません。
「現実を知りたくない」と心理的な抵抗が働きますが、そういうときこそ乗ったほうがいい。
「自分に対する戒め」という意味でも、現実の体重を数字で把握しておくことで、きちんと反省できます。
きちんと現実を直視したほうが、よりモチベーションがアップします。