あなたとほかの人との差は「知性」という付加価値によって決まります。
知性による付加価値がある人は、ない人より、評価されます。
仕事のできる能力に加えて、英語の技能があれば付加価値となり、ほかの人との差になります。
仕事のできる能力に加えて、会計の資格があれば付加価値となり、ほかの人との差になります。
どんどん知性的になれば、あなたの付加価値はどんどん高まります。
さて、一般的な付加価値といえば、主に「資格」が中心です。
「英語の資格」「ITの資格」「会計の資格」をはじめ、ほかにも数多く存在します。
しかし、資格だけでなく、日頃の読書の蓄積も、重要な付加価値になるのです。
本を読むことは、自分に付加価値を付けることです。
歴史の本を読めば、歴史の知識があなたの付加価値になります。
雑学の本を読めば、雑学の知識があなたの付加価値になります。
古典を読めば、古典で得た人間心理があなたの付加価値になり、人の細かな心情を読むことができるようになります。
英語の技能なら資格として履歴書に書けますが、本をたくさん読んで得たことは資格ではないため、履歴書には書けません。
しかし、そういう履歴書上では見えない蓄積を、どんどん積み上げることです。
資格として認識されていなくても、そういう読書を積み重ねていくことで、知識と話題の幅が広がります。
普段からの読書による見えない蓄積は、確実にあなたの付加価値となって、仕事に表れます。
仕事で本当にほかの人と差ができるのは、そういう付加価値がどのくらいあるかです。
話題が豊富な人は、初めから話題がたくさんあるのではなく、日頃から情報収集を本や新聞を通して吸収しているからです。
日頃からの読書が仕事での会話に役立ち、仕事力につながるのです。