世の中には、さまざまな仕事があります。
技術職、営業職、事務職、管理職、設計職などなど。
仕事のやる気が起きないときは、自分の仕事が社会につながっていることを思い出してください。
「大きな仕事は社会につながっていて、雑用や小さな仕事は社会につながっていない」ということはありません。
あらゆる仕事は社会につながっています。
たしかに「ありがとう」と言われることが少ない仕事かもしれません。
重要な仕事でも注目を浴びる仕事でもないかもしれません。
お客さまと直接接する機会が少ない仕事かもしれません。
お客さまの反応が見えにくいと、なかなか社会に役立っていることや社会とつながっている実感は乏しくなるでしょう。
しかし、目の前にある仕事の先には、必ず人がいて、社会とのつながりがあります。
これは雑用についても同じことです。
オフィスの掃除も、来客へのお茶出しも、書類のコピーや整理整頓も、社会につながっています。
自宅で育児をしている主婦もいるでしょう。
賃金が発生しない仕事は、社会とのつながりがないように思えますが、誤解です。
「将来社会で活躍する子どもを育てる」という意味で、社会とつながっています。
社会に対する大きな貢献をしていることになります。
この自覚があるかどうかです。
あらゆる仕事は、突き詰めると、必ず社会とつながっています。
このイメージを持てると、自分の仕事に誇りを持てるようになり、仕事に対するモチベーションも高まります。
目の前にある仕事は、世のため人のためになっています。
大きな仕事や花形の仕事だけ価値があるとするのではなく、小さな仕事の価値にも気づいてください。
今あなたが取り組んでいる仕事も、突き詰めると、必ず社会につながっていて、社会への影響力があります。
あらゆる仕事は社会につながっているのですから、手を抜かず、ベストを尽くすことが大切です。
与えられた仕事を全うすることは、社会人としての使命です。
仕事は、社会に対するプレゼントです。