飲食店で食事を終えてしばらくすると、店員さんがそっと近づいてお皿を下げてくれるときがあります。
「お皿をお下げします」と言って、食べ終えたお皿を片付けてくれます。
テーブルの上からお皿がなくなれば、目の前がすっきりしますね。
このとき、無言のままになっていないでしょうか。
「どうぞ」というシンプルな一言だけになっていないでしょうか。
たしかに店員さんは、普通に仕事をしただけでしょう。
お皿を下げるだけのことですから、特別何か言う必要はないと思うかもしれません。
店員さんがお皿を下げてくれるときは、ぜひ感謝の言葉を伝えましょう。
「ありがとうございます」
「ごちそうさまでした」
どちらを言ってもかまいません。
もちろん両方言ってもOKです。
店員さんも気持ちよくお皿を下げることができるでしょう。
小さな一言を大切にしてください。
自分も気持ちよく食事の余韻を楽しめます。
「お金を払っている立場なのだから」とふんぞり返るのはよくありません。
お客さんの立場であっても感謝の言葉は必要です。
もちろんお会計の際も「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」と言いましょう。
感謝の言葉は、いくら言っても言いすぎることはありません。
お店を出た後も、気持ちのいい余韻が続くのです。