マンネリを招く原因の1つ。
それは、感謝をしなくなることです。
パートナーに感謝するのは、どんなときですか。
同棲生活を振り返り、自分がパートナーに感謝するタイミングを思い出してください。
同棲を始めたころに比べて、感謝が減っていませんか。
同棲を始めたころは、パートナーのささいな親切や手伝いも嬉しく感じ、丁寧に感謝をしていたでしょう。
手料理を作ってくれたり部屋を片付けてくれたりしただけで「ありがとう」とお礼を言っていたはずです。
ささいなことにもきちんと感謝されると、パートナーも笑顔になるでしょう。
ところが、同棲に慣れてくると、だんだん親切も協力も当たり前に感じてくるようになり、感謝が減ってきます。
「今さら感謝しても仕方ない」「役割分担なのだから仕事をして当然」と思う。
当たり前のことで、感謝の気持ちすら湧かなくなっているかもしれません。
最終的にまったく感謝をしなくなる。
それがいけないのです。
マンネリを招く原因です。
感謝をしない状態が続けば、2人の関係は、どんどん無味乾燥になっていくでしょう。
どんどん信頼が失われる一方になります。
「自分さえよければいい」というエゴも生まれます。
「私がいなくてもいいよね」という気持ちも、どんどん強くなっていくでしょう。
感謝をしなくなると、同棲の破綻も近づくのです。
いま一度、感謝する習慣を心がけましょう。
今さら恥ずかしくて言いにくいかもしれませんが、勇気を出してください。
大きなことや特別なことだけ感謝するのではありません。
小さなことにも感謝しましょう。
感謝するほどでもないことでも、好意や親切があったなら、程度に関係なくお礼を伝えます。
料理を作ってくれたら「ありがとう」と感謝する。
部屋のごみを拾ってくれたら「ありがとう」と感謝する。
洗濯物を洗ってくれたら「ありがとう」と感謝する。
「ありがとう」の一言があるだけで、パートナーはどれだけ嬉しいでしょうか。
感謝には、疲れを取るだけでなく、心に潤いをもたらす力もあります。
感謝とは、能力と存在価値を認める言葉でもあります。
きちんと感謝を伝えると、マンネリが解消され、パートナーとの新鮮な関係がよみがえります。