レストランに入ってメニューを見ていたところ、おいしそうな料理を見つけました。
盛り付けが豪華でボリュームもたっぷり。
「食べてみたい!」と思って注文しました。
ところが運ばれてきた料理を見ると、メニューに載っている写真と大幅に違っていました。
たしかに料理は合っているのですが、盛り付けが大幅に違っているのです。
こんなとき、あなたならどうしますか。
盛り付けが少し違う程度ならいいのです。
季節によって旬の食材が変更されるのはよくあることです。
作る人によって盛り付けの量やパターンが少し異なることもあるでしょう。
ちょっと盛り付けが違う程度であれば、寛大になる必要はあるでしょう。
しかし、あるべき具材がないなど、メニューの写真と大幅に違った盛り付けのときは、やはりきちんと指摘するのがベターです。
そこで恥ずかしがってはいけません。
明らかにお店側のミスです。
故意とは限らず、単なる不注意かもしれません。
入ったばかりのアルバイトの人がいて、必要な手順をスキップしたのかもしれません。
さまざまな事情が考えられますが、だからといって限度を超えたものを黙っているわけにはいきません。
「けちくさいかな」「うるさい客と思われないかな」と不安になる必要はありません。
わざわざ指摘するのが面倒に思うかもしれませんが、そこで黙って放置していると、自分が損をするだけではありません。
ほかのお客さんが同じ料理を注文したとき、同じように全然違った盛り付けで驚かされるでしょう。
指摘しにくいかもしれませんが、指摘すべきときにはきちんと指摘することです。
これは正当なクレームです。
お店にとっても不注意に気づけるチャンスなので歓迎です。
ただし「言い方」に注意してください。
乱暴な言葉遣いは避け、丁寧な言葉遣いで伝えるようにしましょう。
「私の勘違いであれば申し訳ないのですが」というクッション言葉から始めれば、とげがありません。
あなたが伝えることで、お店側も問題に気づくチャンスや改善のチャンスが得られます。
できれば口をつける前に指摘したほうがいいでしょう。
料理が運ばれてきた瞬間に気づいたら、その場で指摘するのがベストです。