執筆者:水口貴博

お店から好かれる良いお客さんになる30の方法

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レンタル品だからといって、雑に扱わない。

レンタル品だからといって、雑に扱わない。 | お店から好かれる良いお客さんになる30の方法

豊かな時代になり、さまざまなものがレンタルできるようになりました。

本やDVDのレンタルは基本ですが、その限りではありません。

車、自転車、洋服、着物、スマホ、パソコン、バッグ、スキー用品、キャンプ用品などなど。

もはやレンタルできないものはないと言っても過言ではありません。

「えっ、こんな商品までレンタルできるの!?」と目を丸くすることがあるでしょう。

無人島やプライベートジェットまでレンタルできるのですから驚かずにはいられません。

レンタル品だからといって雑に扱わないことです。

自分の所有物ではないので、汚れたり傷ついたりしても抵抗がないかもしれません。

「傷がついても私だとばれないだろう」と思いますが、実際はばれています。

レンタル履歴を確認すれば、今まで誰が借りたのか一目でわかります。

返却すると、お店の人は戻ってきたものを入念にチェックします。

以前より傷や汚れが増えていると「雑に扱った」と判断します。

あまりに損傷がひどく修理が不可の場合、弁償や修理費用を請求される可能性もゼロではありません。

レンタル品は、不特定多数の人が借ります。

汚したり傷つけたりして返却すると、持ち主だけでなく次に借りる人にも迷惑がかかります。

想像してみてください。

自分のものを人に貸したとき、汚されたり傷つけられたりして返却されると、不快感を覚えるでしょう。

たとえばれなくても、丁寧に扱うことが欠かせません。

レンタル品とはいえ、お店の商品です。

一時的に使用権を得ているだけであり、自分のものではありません。

自分のものは丁寧に扱うが、他人のものは雑に扱う姿勢はよくありません。

それは自己中心的な考え方になっている証拠です。

本でもDVDも車でも、レンタルしているものは最終的に返却が必要ですから大事に扱うことが欠かせません。

友人から借りた本も、借りたときと同じきれいな状態で返却することです。

自分のものでなくても、自分のもののように丁寧に扱いましょう。

できるだけ借りたときと同じくらいきれいな状態を心がけたい。

使用感が出るのは仕方ありませんが、傷や汚れを減らす努力ならできるはずです。

自分の所有物でないからこそ、迷惑をかけないように注意が必要です。

レンタル品を丁寧に扱う人は、ほかのことにも丁寧です。

自分の持ち物はもちろん、人にも仕事にも丁寧なので、運やチャンスにも恵まれやすくなります。

レンタル品の扱い方が、未来のあなたを決めるのです。

お店から好かれる良いお客さんになる方法(28)
  • レンタル品であっても、丁寧に扱う。
アンケートは、言葉だけと思っていないか。
イラストを添えると、もっと喜ばれる。

お店から好かれる良いお客さんになる30の方法

  1. 感じのいい店員さんを求める前に、感じのいいお客さんになっているか。
  2. お店の名前を覚えると、店長と仲良くなれる。
  3. なかなか予約が取れないお店に文句を言ってはいけない。
    正真正銘の人気店を知れてラッキーと考えよう。
  4. お店の出入り口で立ち止まるのはよくない。
  5. 「並んでますか」と聞かれて、むっとしてはいけない。
    自分の中途半端な並び方を見直す機会にしよう。
  6. きちんと傘袋を使う人が、お店から好かれる良いお客さん。
  7. 外国人従業員にむっとするのは失礼。
    きちんと敬意と感謝の気持ちを持つことが大切。
  8. 注文確認の復唱にきちんと耳を傾けるお客さんは、店員さんから好かれる。
  9. お店の人が会計伝票を置く前に、料理を食べ始めないこと。
  10. コーヒーを注文してアイスコーヒーが出てきたら、自分の責任。
  11. 注文した料理が写真の盛り付けと大幅に違っていたら、きちんと指摘したほうがいい。
  12. 何も買わずに、お店から出るときのマナー。
  13. 足を組むのはいい。
    足の裏を見せるのがいけない。
  14. 店員さんがお皿を下げてくれるとき、感謝の言葉を伝えよう。
  15. 友人のお店だからといって、特別サービスを要求していないか。
  16. くっつけたテーブルは、店を出るとき、元に戻そう。
  17. 会計伝票の争奪戦をしていないか。
    食事の場で会計伝票の奪い合いをすることほど、見苦しいことはない。
  18. レジでの雑談が、後ろに並んでいる人の邪魔になっていないか。
  19. 値切ることは、失礼かつ恥ずかしい行為。
    値切るするくらいなら、おまけをお願いするほうがいい。
  20. 新人さんの不手際にむっとしてはいけない。
    心を大にして、優しい気持ちで接しよう。
  21. タイムセールだからといって、無理に買う必要はない。
  22. 金属製の呼び出しベルは、優しく鳴らそう。
  23. 店員さんに「ありがとう」と言ってはいけない。
  24. 「厨房の方にも『おいしかった』とお伝えください」。
  25. 書店で手に取った本は、きちんと元の位置に戻す。
  26. 長時間の立ち読みは非常識。
    万引犯と同じと思われても仕方ない。
  27. きちんとスーツに着替えてから来るお客さんが、高級ブランドショップに好かれる。
  28. レンタル品だからといって、雑に扱わない。
  29. アンケートは、言葉だけと思っていないか。
    イラストを添えると、もっと喜ばれる。
  30. 店員さんに案内されて買った服があれば、後日感想を伝えよう。

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