豊かな時代になり、さまざまなものがレンタルできるようになりました。
本やDVDのレンタルは基本ですが、その限りではありません。
車、自転車、洋服、着物、スマホ、パソコン、バッグ、スキー用品、キャンプ用品などなど。
もはやレンタルできないものはないと言っても過言ではありません。
「えっ、こんな商品までレンタルできるの!?」と目を丸くすることがあるでしょう。
無人島やプライベートジェットまでレンタルできるのですから驚かずにはいられません。
レンタル品だからといって雑に扱わないことです。
自分の所有物ではないので、汚れたり傷ついたりしても抵抗がないかもしれません。
「傷がついても私だとばれないだろう」と思いますが、実際はばれています。
レンタル履歴を確認すれば、今まで誰が借りたのか一目でわかります。
返却すると、お店の人は戻ってきたものを入念にチェックします。
以前より傷や汚れが増えていると「雑に扱った」と判断します。
あまりに損傷がひどく修理が不可の場合、弁償や修理費用を請求される可能性もゼロではありません。
レンタル品は、不特定多数の人が借ります。
汚したり傷つけたりして返却すると、持ち主だけでなく次に借りる人にも迷惑がかかります。
想像してみてください。
自分のものを人に貸したとき、汚されたり傷つけられたりして返却されると、不快感を覚えるでしょう。
たとえばれなくても、丁寧に扱うことが欠かせません。
レンタル品とはいえ、お店の商品です。
一時的に使用権を得ているだけであり、自分のものではありません。
自分のものは丁寧に扱うが、他人のものは雑に扱う姿勢はよくありません。
それは自己中心的な考え方になっている証拠です。
本でもDVDも車でも、レンタルしているものは最終的に返却が必要ですから大事に扱うことが欠かせません。
友人から借りた本も、借りたときと同じきれいな状態で返却することです。
自分のものでなくても、自分のもののように丁寧に扱いましょう。
できるだけ借りたときと同じくらいきれいな状態を心がけたい。
使用感が出るのは仕方ありませんが、傷や汚れを減らす努力ならできるはずです。
自分の所有物でないからこそ、迷惑をかけないように注意が必要です。
レンタル品を丁寧に扱う人は、ほかのことにも丁寧です。
自分の持ち物はもちろん、人にも仕事にも丁寧なので、運やチャンスにも恵まれやすくなります。
レンタル品の扱い方が、未来のあなたを決めるのです。