飲食店でサラダを注文すると、ドレッシングがかかった状態で出てくることがあります。
自分がドレッシングをかければ、ちょうどいい量に調整できます。
最初からサラダにドレッシングがかかっている場合、お店の人がしたことなので、ちょうどいい量とは限らないことがあります。
「もうちょっとドレッシングをかけてほしかったな」と思うこともあるでしょう。
「こんなにドレッシングをかけなくてもよかったのにな」と思うこともあるでしょう。
自分にとって「ちょっと少ないな」「ちょっと多すぎだな」と思うことがあるのではないでしょうか。
このとき、むっとしないことです。
「ドレッシングの量が気に入らない」と腹を立てたところで仕方ありません。
「ドレッシングの量がおかしいので作り直してください」とクレームを入れたくなるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
お店の人もプロです。
適当にドレッシングをかけたわけではありません。
最初からドレッシングがかかっているサラダは、それで1つの作品です。
ドレッシングの量を計算に入れたうえで、1つのサラダを提供しています。
「この量のドレッシングでお楽しみください」という意味があります。
ドレッシングの量が気に入らなくても、そのままの状態で楽しみましょう。
ちょっと自分の好みとは外れますが、食べられることには変わりありません。
小さなことですが、これはこれで「いつもと違ったパターン」です。
他人がドレッシングをかけると、自分の好みと不一致になることが多いですが、そのままいただきましょう。
新しいドレッシングの量を体験することで、新しい味わいを楽しめるでしょう。
「最初はドレッシングが少ないと思ったけど、意外とちょうどいいね」と思うかもしれません。
「最初はドレッシングが多いと思ったけど、これはこれでありだね」と思うかもしれません。
むっとするのではなく、新しい変化として楽しみましょう。
神様からのちょっとしたチャレンジです。