問題に直面した。
できるかぎりの手段を尽くした。
どれもうまくいかなかった。
「もうダメだ。万事休す。打つ手がなくなった」と諦めそうになる場面です。
仕方ない状況に思えますが、ここが運命の分かれ道です。
「打つ手がなくなった」と思うのは「打つ手は限られている」と思っているからです。
「打つ手は限られている」という考え方でいると、諦め癖がつきます。
すべての手段を試してうまくいかなければ「もうダメだ」と簡単に諦めてしまいます。
そこで諦めたら、もう終わりです。
「もうダメだ」とすぐ諦めると、可能性を放棄することになって、見つかる手段も見つからなくなります。
夢を叶えることも成功を実現することもできなくなります。
諦めない力を強くするためには「打つ手は限られている」という考え方をやめてください。
代わりに新しい別の考え方に切り替えましょう。
それが「打つ手は無限にある」です。
古い考え方は捨てて、新しい考え方を取り入れましょう。
「打つ手は限られている」から「打つ手は無限にある」という考え方に切り替え、しっかり身につけてください。
「打つ手は無限にある」と思えば、万策が尽きても、簡単に諦めることはなくなります。
打つ手が尽きても、勘違いと思うようになります。
打つ手が見つからなくても「まだ気づいていないだけ」と思うようになります。
「まだ終わっていない。どこかにまだ打つ手があるはずだ!」という思考になり、知恵を振り絞る力が強くなります。
試行錯誤を繰り返し、必死で考え抜くことで、思いもよらない手段や解決策が浮かんでくるのです。
結果として諦めない力が強くなります。
行き詰まった状況は、打つ手がないのではなく、まだ打つ手を見つけていないだけです。
打つ手はすぐ見つかるとは限りません。
隠れていて気づいていないだけです。
わかりにくくて見落としているだけです。
「打つ手は無限にある」という考え方を身につけてください。
当たり前の考え方としてしっかり定着させてください。
忘れそうなら、紙に太字で「打つ手は無限にある」と書いて、部屋の目立つところに張っておくといいでしょう。
毎日目にすることで自然と意識するようになり、無意識の奥まで浸透していきます。
「打つ手がない」と言われても「そんなはずはない。打つ手は無限にある」と強気のリアクションを返せるようになってください。
絶望的な状況であっても、打つ手は無限にあると思えば、暗闇から一筋の光が見えてきます。