夢に向かって頑張っていると「ある不快な一言」を言われることがあります。
「うさんくさい」です。
うさんくさいとは「どことなく怪しくて疑わしい印象がある」という意味です。
少なくとも気持ちのいい一言ではありません。
詐欺を働くつもりはなく、真面目に取り組んでいることを「うさんくさい」と言われたら、誰でもむっとするでしょう。
信用されないと、否定されているように感じます。
残念な気持ちになって、落ち込んだり悲しんだりする人もいるでしょう。
ばかにされたように感じ、もやもやした気持ちに苦しむことも多いはずです。
しかし、安心してください。
あらゆる成功は「うさんくさい」と言われる道を通ります。
成功者も、うまくいく前は「うさんくさい人」と言われていました。
大企業も、小さな会社だったころは「うさんくさい会社」と言われていました。
優れた商品も、ヒットする前は「うさんくさい商品」と言われていました。
社会的に十分認知される前は「うさんくさい」と言われるオンパレードです。
どんな成功も、一度は「うさんくさい」と言われる道を通るのが宿命なのです。
「うさんくさい」と言われたら、喜ぶことです。
悪口ではなく、褒め言葉です。
「どことなく怪しくて疑わしい印象がある」という意味ですが、少なくとも「注目には値する」と認められています。
まだ実績と信用が足りていないだけです。
大きな特徴があって目立っていますが、まだ社会的認知が不足しています。
「うさんくさい」と言われたら、むっとせず、そのまま努力を継続しましょう。
めげず、腐らず、諦めない。
自分がやるべきことにひたすら集中です。
こつこつ実績を積み上げ、少しずつ信用を高めていきましょう。
信用を積み上げるには時間がかかります。
「うさんくさい」という声が大きくなったら、耳をふさげばいいことです。
真面目に取り組んでいる自負があるなら、調子よく進んでいると判断してOKです。
あまり深く執着せず、そのままの調子で進めていきましょう。
うさんくさいことに実績と信用が加われば、いずれ「うさんくさい」と言われなくなります。
社会的認知は、ある一線を越えたときから、爆発的に広がります。
うさんくさいと言われていたころを懐かしくさえ思うでしょう。
「うさんくさい」と言われるのは、成功に向けて「順調」という証しなのです。